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KOL STUDIOエンジニアのブログ

【機材レビュー】エンジニアがおすすめするコンデンサーマイク【5万以内】

安くて使えるコンデンサーマイク

数年前からニコニコ動画の歌ってみたなど、自宅で録音をする人が増えてきました。機材の進化で、宅録でも驚くほど良い音で録音ができる時代です。

 

そんな中で、「今までは58で録っていたけど、コンデンサーマイクに挑戦してみたい!」「はじめてコンデンサーマイクを買うならどれ?」といった質問をいただくようになりました。

 

今回は金額を〜5万円として、僕のおすすめするマイクを紹介します。

 

 

BLUE Baby Bottle

5万円以内という予算でボーカル録りであれば、まずはこれをおすすめしています。

 

芯があって前に出てくる、抜けの良い音です。ハイファイでアタック感の強い音、最近っぽい音という言い方もできるかもしれません。

 

これの親分ともいえるBottleは、B6カプセルとAVALON VT737SPの組み合わせがR&Bなどで定番となっているようです。

 

アコースティックギターの録音にも良いです。ただ、アコギ一本+歌のような曲だと、奥行き感に欠ける可能性があります。

空気感や奥行きを求めるのであれば、別のマイクを選んだほうがいいかもしれません。

 

この機種よりもさらに値段の落ちるBluebirdもおすすめですね。Baby Bottleよりも少し軽めな印象ですが、良いマイクです。

 

 

MXL MXL-V67

コストパフォーマンスでみると、2016年現在では最強かもしれません。

1万円強でこのクオリティは、本当に驚きました。

 

音の傾向はナチュラル系、入門用コンデンサーマイクの定番RODE NT1よりもずっと使いやすいです。(NT-1もハマればかっこいい音が録れますが)

どちらかといえば女声向きかもしれません、柔らかさがうまく拾えます。

 

デメリットというか、良さの裏返しですが、前に出てくる主役のような音にはなりにくいです。それを利用してバックコーラスに使っても良さそうですね。

 

とにかく安く最初の1本を!ということであれば間違いなくコレでしょう。

 

 

Audio technica AT4040

実は今回紹介しているものの中で、最も使用しているマイクです。

新品で3万円前後、中古で2万円前後が相場でしょうか、使っている人も多いマイクですね。

 

フラットな音質とよく言われますが、若干高域に特徴があります。ですが嫌な癖ではなく、優等生でいろいろな音に使えるマイクだと思います。

 

僕はこのマイクをドラムのオーバーヘッドに使います。金物中心ではなく、タムを狙うイメージで。そうするとドラム全体の音がバランスよく、金物も十分に録れるのでおすすめです。

このあたりはまた後日、ドラムのレコーディングのお話を書く予定。

 

ボーカル録りにも十分使えるマイクです。これから先、ボーカル以外のものも録ってみたいのであれば損はしない選択肢だと思いますよ。

 

 

NEUMANN KMS 104 

少しばかり予算オーバーになってしまいますが、番外編としてハンドヘルドタイプからも1本。

 

ボーカル録音の大定番と言えば、NEUMANN U87、その老舗メーカーの出す手持ち型コンデンサーマイクです。

 

レコーディングだけじゃなくライブでも使いたい!ということであれば、これも選択肢に入るでしょう。

音は納得のノイマンサウンド。不思議と心地よい、ボーカルらしい音で録れます。

しかしライブで使用する予定がなければ、わざわざこれを選ばなくても?とも感じます。レコーディングだけであればTLM102も選択肢に入ってきますね。

 

ここまでくると、最初に決めた5万円以内という縛りから飛び出してしまいますね。笑

 

 

 まとめ

4本のマイクを紹介してみました。

もちろん録音環境やジャンル、声質によって合うもの合わないものが存在します。

それどころかマイクプリとの組み合わせで、苦手だったマイクがお気に入りになったり、といったことも起きてきます。

 

その上で大雑把に1本選ぶとしたら、僕はBLUE Baby bottleを推します。

 

やはりボーカルがしっかり前に出てくるだけで、曲のクオリティが上がって聞こえますからね。ミックスもやりやすくなるでしょう。

 

 

そうしてまた別のマイクを試したくなり、無限ループにはまっていったのが、僕ですが。。笑