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KOL STUDIOエンジニアのブログ

【使い方のコツ】Kemper Profiling Amplifier2【パワーアンプについて】

Kemperをヘッドアンプとして使用する

Kemperにはパワーアンプを内蔵しているものと、そうでないものがあります。

どちらでもリハスタやライブハウスのキャビネットを使用して音を出すことは可能です。

 

パワーアンプ付きのものはそのままキャビネットへ接続。

パワーアンプなしの場合は、ヘッドアンプのリターンに接続して、ヘッドのパワーアンプを使用することで音を出せます。

 

この際パワーアンプとの相性で音が変わります。 

パワーアンプ付きの機種に乗っているソリッドステートのパワーアンプは、正直いまいちでした。

そのままキャビネット出しができるメリットはありますが、価格を考えればパワーアンプなし+JC120で良いかと思います。

 

またソリッドステートの小型パワーアンプで iSP Technologiesからこんな機種が出ていますが


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頑張って鳴らしてます!というような音でこちらもいまいちでした。しかもKemperの裏側スペースにも収まらない。笑

なのでおすすめはしにくいです。

 

マーシャルやJC120のパワーアンプを利用する前提で音を作るのがコスト的にもおすすめかと思います。

 

パワーアンプのおすすめ機種

マーシャルやJCをおすすめしましたが、単体パワーアンプのおすすめも紹介しておきます。

 

Koch ATR-4502


Koch コッホ パワーアンプ ATR-4502

 

 

kemperやAXEを使うギタリストには定番の機種ですね。

癖が少なく、モデリングアンプの性能を引き出すのに向いた機種だと思います。

個人的には歪みはこの機種が一番好きですね!

1Uサイズなのも◎です。

 

 

 

FRYETTE PS-2 POWERSTATION


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音圧の出るイメージです、厚みがでるといった表現も合いそうです。

その厚みが歪みすぎに繋がってしまうと急に抜けなくなってきたりもするのですが、音作りで回避できる範囲です。

エフェクトループを装備しているのは大きなメリットですね。

 

 

 

Matrix  GT-1000FX 1U


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トランジスタながらチューブのようなサウンド。

上記2機種よりもレンジが狭い印象はあります。生っぽさは減りますがバンドによってはこちらのほうが抜けてくるかも?という感じ。

 

 

 

 

さいごに

kemper自体に無限の可能性があるのでパワーアンプもかなり迷うところ。

個人的にはまずマーシャルのパワーアンプを使った音作りから試していくと良いかと思います。

単体のパワーアンプを買うならKochがおすすめです。

 

ベースの場合はまた変わってきますが、Ampegを利用すれば十分かと思います。DI代わりにkemperからPA卓に送ればバンドサウンドがワンランク上がるでしょう。

 

次回は具体的な音作り、操作方法を紹介します。

 

 

 

 

 

 

2016年買ってよかったプラグイン

約1年ぶりに更新

 

去年春にブログをはじめたものの、記事もほとんど書かないままでした。

 

というのもプライベートでいろいろありまして。

事故病気などなど、1年によくこれだけの詰め込んだなというくらい。。

 

やっと生活を立て直してきたところです。

改めて活動再開です。

 

今年もよろしくお願いします。

 

 

ツイッターも復活しました。→@kol_studio

 

2016年買ってよかったプラグイン

 

年明けてだいぶ経ちますが。笑

去年購入したプラグインをまとめて紹介します。

 

去年は主に音源を集めてました。

 

◯the Grandeur

◯SynthMaster

◯Break Tweaker

 

 

The Grandeur

NIのスタンダードなピアノ音源です。KOMPLETE10から入っているみたい。

僕は9Uからアップデートしていないのですが、黒金で安くバラ売りされていたので購入。

 

買ってからはピアノを入れるときにはとりあえず立ち上げる、自分のデフォルトピアノ音源になりました。

 

おそらくsteinwayモデリング

80点くらいの音が出て軽い、といった印象です。

弱く弾いた時の鳴らない感じが好印象。

 

 

SynthMaster

ここで書くか迷いました。笑

音はとっても好みです。プリセットのままで割とちょうどいい感じ。

正直まだ使いこんでいないのが現状。

ものすごく安く買えたので満足度は高いです。笑

 

Break Tweaker

これはとってもはまりました。

EDM系を作る時に役立つドラムマシン。

 

操作の簡単さが素晴らしいです。音もプリセットのグルーヴ感も。

既に結構な頻度で使用中。

 

負荷は軽くもなく重くもなくといったところ。

 

 

さいごに

ざっと書きましたがまた個別に記事を買い手もいいかもしれないですね。

他にも購入したプラグインはあるのでそれも紹介できたらいいな。

 

 

ちなみに放置していたのに万単位でアクセスがあったことに驚いています。kemperの記事がたくさん読まれているみたい。近いうちにまたkemperのコツをまとめてみようかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

【機材レビュー】エンジニアがおすすめするコンデンサーマイク【5万以内】

安くて使えるコンデンサーマイク

数年前からニコニコ動画の歌ってみたなど、自宅で録音をする人が増えてきました。機材の進化で、宅録でも驚くほど良い音で録音ができる時代です。

 

そんな中で、「今までは58で録っていたけど、コンデンサーマイクに挑戦してみたい!」「はじめてコンデンサーマイクを買うならどれ?」といった質問をいただくようになりました。

 

今回は金額を〜5万円として、僕のおすすめするマイクを紹介します。

 

 

BLUE Baby Bottle

5万円以内という予算でボーカル録りであれば、まずはこれをおすすめしています。

 

芯があって前に出てくる、抜けの良い音です。ハイファイでアタック感の強い音、最近っぽい音という言い方もできるかもしれません。

 

これの親分ともいえるBottleは、B6カプセルとAVALON VT737SPの組み合わせがR&Bなどで定番となっているようです。

 

アコースティックギターの録音にも良いです。ただ、アコギ一本+歌のような曲だと、奥行き感に欠ける可能性があります。

空気感や奥行きを求めるのであれば、別のマイクを選んだほうがいいかもしれません。

 

この機種よりもさらに値段の落ちるBluebirdもおすすめですね。Baby Bottleよりも少し軽めな印象ですが、良いマイクです。

 

 

MXL MXL-V67

コストパフォーマンスでみると、2016年現在では最強かもしれません。

1万円強でこのクオリティは、本当に驚きました。

 

音の傾向はナチュラル系、入門用コンデンサーマイクの定番RODE NT1よりもずっと使いやすいです。(NT-1もハマればかっこいい音が録れますが)

どちらかといえば女声向きかもしれません、柔らかさがうまく拾えます。

 

デメリットというか、良さの裏返しですが、前に出てくる主役のような音にはなりにくいです。それを利用してバックコーラスに使っても良さそうですね。

 

とにかく安く最初の1本を!ということであれば間違いなくコレでしょう。

 

 

Audio technica AT4040

実は今回紹介しているものの中で、最も使用しているマイクです。

新品で3万円前後、中古で2万円前後が相場でしょうか、使っている人も多いマイクですね。

 

フラットな音質とよく言われますが、若干高域に特徴があります。ですが嫌な癖ではなく、優等生でいろいろな音に使えるマイクだと思います。

 

僕はこのマイクをドラムのオーバーヘッドに使います。金物中心ではなく、タムを狙うイメージで。そうするとドラム全体の音がバランスよく、金物も十分に録れるのでおすすめです。

このあたりはまた後日、ドラムのレコーディングのお話を書く予定。

 

ボーカル録りにも十分使えるマイクです。これから先、ボーカル以外のものも録ってみたいのであれば損はしない選択肢だと思いますよ。

 

 

NEUMANN KMS 104 

少しばかり予算オーバーになってしまいますが、番外編としてハンドヘルドタイプからも1本。

 

ボーカル録音の大定番と言えば、NEUMANN U87、その老舗メーカーの出す手持ち型コンデンサーマイクです。

 

レコーディングだけじゃなくライブでも使いたい!ということであれば、これも選択肢に入るでしょう。

音は納得のノイマンサウンド。不思議と心地よい、ボーカルらしい音で録れます。

しかしライブで使用する予定がなければ、わざわざこれを選ばなくても?とも感じます。レコーディングだけであればTLM102も選択肢に入ってきますね。

 

ここまでくると、最初に決めた5万円以内という縛りから飛び出してしまいますね。笑

 

 

 まとめ

4本のマイクを紹介してみました。

もちろん録音環境やジャンル、声質によって合うもの合わないものが存在します。

それどころかマイクプリとの組み合わせで、苦手だったマイクがお気に入りになったり、といったことも起きてきます。

 

その上で大雑把に1本選ぶとしたら、僕はBLUE Baby bottleを推します。

 

やはりボーカルがしっかり前に出てくるだけで、曲のクオリティが上がって聞こえますからね。ミックスもやりやすくなるでしょう。

 

 

そうしてまた別のマイクを試したくなり、無限ループにはまっていったのが、僕ですが。。笑

 

 

 

 

 

【機材レビュー】DAWおすすめモニターヘッドフォン

DAW向きのヘッドフォン

 

ヘッドフォンでモニターをする機会って、意外と多いですよね。

今回はミックスに向くヘッドフォンを中心に、僕の好みも織り交ぜて紹介してみます。

 

 

Sony MDR-7506

 個人的に愛用しているヘッドフォンです。いろいろなヘッドフォンを試してきましたが、結局これに落ちつく、僕の基準とも言える機種です。

 

音質はクリア、定位がはっきりしてミックス向きな音です。

それからよく言われているとおり、定番の赤ラベル、900STよりもローが出ます。ローが出るというよりもローが聴き取りやすい、といった印象を受けますね。

 

奥行き感は少し浅いかもしれません。しかし900STよりも適度な距離感があるので、使いやすく感じます。(これはイヤーパッドの厚みも関係がありそうです。)

 

細かい違いですが、日本仕様と海外仕様が存在します。(違いはドライバーユニットの素材。この違いに関しては比較ができていないので割愛します。)

 

カールコードは好みが分かれるところですが、一般的なカールコードよりもやわらかく、重さもそこまで感じません。自宅環境や小さなスタジオではむしろ使い勝手が良いと思います。

 

これで1万円強なので、コストパフォーマンスはとても高いと思います。最初の1台にもおすすめです。

 

 

AKG K701

某アニメから知ったという方も多いようですが、これも個人的におすすめなヘッドフォンです。

まず見た目がおしゃれですよね。部屋においてあっても、持ち歩いてもかっこいいなと思います。

 

音の傾向は、耳につく部分が適度に抑えられた聞きやすい音だと思います。その特徴がEDM系、中田ヤスタカさんのようなサウンドに合います。打ち込み系をずっとモニターしていても疲れにくいです。

それと、出力が小さいので注意が必要です。

 

良いものなのですが、頭の上にくるコブが、どうしても苦手です。笑

これが気になる人も多いようで、自力でコブを切って革を張っている方もいました。

 

金額もだいぶ落ちて2万を切っていますね。

打ち込み系×Cubaseときたら、これがいいかもしれません。

 

 

Classic Pro CPH7000

これ、気になっている人も多いんじゃないでしょうか。笑

サウンドハウスさんで格安で販売されているヘッドフォンですが、値段の割に結構使える!というのが僕の感想です。

やはり値段相応にローが出なかったり、もちろん高級感もありませんがこの価格帯で言えば上出来だと思います。

 

楽器の練習用や、金額を抑えたい人にはおすすめできると思います。

 

 

まとめ

僕の所有するヘッドフォンから3つ紹介しました。

他にULTRASONE Signeture DJもよく使うのですが、ほぼリスニング用途なのと金額が高すぎるので省略。

 

そして、こんな記事を書いていながらもスタジオでの仕事中に最も使うのは900STです。笑

 

900は人の声に特化していると思うのです。ナレーション録音が多い僕としては使いやすい。

逆にバンドものを録るなら上に挙げたようなヘッドフォンを使います。というより、ミックスの際にはモニタースピーカーもヘッドフォンも複数使います。

 

その上で1台を選ぶのなら、やはり7506ですね。

 

以上、はじめてのモニターヘッドフォンを選ぶ方の参考になれば。

 

 

 

【機材レビュー】WAVES RENAISSANCE MAXX

WAVES RENAISSANCE MAXX

 

 

WAVESの大定番プラグイン、僕も相当使用率の高いソフトです。

収録されているのは、

 

Renaissance Axx

Renaissance Bass

Renaissance Compressor

Renaissance DeEsser

Renaissance EQ

Renaissance Vox

Renaissance Reverb

Renaissance Channel

 

これに

Waves Tune LT

IR-L

 

を加えた10種になります。

 

プラグインレビュー

○Renaissance Axx

RA

主にギターやベースに特化したコンプです。パラメーターはスレッショルドとアタックだけ。リリース・タイムは自動。アタックに合わせて設定するだけで粒が揃うので、使い勝手はよいです。個人的にはそんなに使用頻度の高くないプラグインですが、手軽にざっくり作る時には便利です。

かけ方次第で音の方向性というか、イメージが変わってしまうところが少しもったいないかなと思いました。

 

 

○Renaissance Bass

RB

設定した周波数に倍音を足す、面白いプラグインです。

単にEQで持ち上げた低音ではなくローが目立っていくので、パワー感が欲しい時や、ライン録りのベースにかけてアンプっぽさを足したりといった使い方をしています。

バンドサウンドではキックとベースの重さ調節で重宝しています。チューニングを下げて重いリフを弾くギターさんに使っても面白いです。

かけすぎ注意、です。一度使ってみれば意味はわかると思います。笑

 

 

 

○Renaissance Compressor

RC

かなり高頻度で使用しているコンプです。基本的なコンプのパラメーターに、ARC、Electro、Warmといったパラメーターが付属します。

ARCは、リリースタイムを自動で設定してくれる便利な機能です。特殊なかけ方をする時以外は基本的にオンで問題ないと思います。

Electroは、電子式と光学式に切り替えることができるスイッチです。Electroで最近ぽいくっきり系、Optoだと若干緩めにかかる感じでしょうか。

Warmをオンにすると名前のとおり暖かみが付加されます。

 

 

○Renaissance DeEsser

RD

 

基本的なディエッサーです。上記のRコンプとセットでボーカルにかけることが多いです。

僕はナレーション録音の仕事が多いのですが、そちらでも多用しているプラグインです。

 

 

○Renaissance EQ

REQこのバンドルで最も使われているプラグインではないかとおもいます。僕自身かなり使いますし、エンジニア仲間にもスタジオでも評判が良いド定番EQです。

基本的にとても自然にかかります。ブーストやカットを大きく設定しても破綻しないので使いやすいですね。

 

 

○Renaissance Vox

RV

ボーカル用のコンプレッサーです。Compのつまみを下げます。終わり。っていうくらい簡単です。笑

ボーカル用と書きましたが、他の楽器にも使えます。むしろ僕はその使い方のほうがずっと多いですね。

人づてに聞いた情報ですが、このプラグインアルゴリズムはL2と同じものだそうです。ソフトニーなL2といったもののようです。

 

 

○Renaissance Reverb

RR

僕の中では最初に試すリバーブ、という位置づけです。万能。

右上のEQをうまく設定するのがポイントです。基本的にはローカット+ハイカット。

 

 

○Renaissance Channel

RCh

上記プラグインをまとめたチャンネルストリップといった感じのプラグインです。しかし見にくいので、個人的にはあまり使っていません。欲しいものを個別にさしていったほうが楽かなと思います。

 

 

まとめ

ひととおり、ざっと紹介してみました。

細かいところはまた個別に記事にしてみたいですね。

 

セール時はGOLD+Renaissanceのバンドルで3万を切ることもあります。使いやすく重宝するバンドルなのでおすすめです。

 

Waves / Renaissance Maxx
http://www.minet.jp/waves/renaissance-maxx

 

 

 

【機材レビュー】AMEK 9098EQ

AMEK 9098EQ

僕のレコーディングではかなりの頻度で活躍しているマイクプリアンプです。お気に入り。

NEVE系マイクプリは数多く出ていますが、やはり本人が関わったものが良いですね。(気分的にも)

 

NEVEと言えばギターベース界でいうところのFenderのようなものです。

今回のAMEKはG&Lといったポジションでしょうか。(笑)

 

音の傾向

はっきり、くっきり、といった表現が似合うプリアンプかなと思います。レンジが広く抜けが良い感じです。

 

僕はボーカルにはAVALONのVT737SPかAMEK 9098EQかをよく使います。ギターを録る時は今のところAMEK一択ですね。相性が良いと思います。少しざらついたところが歪んだギターに合う。

ベースにはほぼ使わないですね、下の方が少ない感じになります。

 

120Vに昇圧して使用していますが、100Vでも動きます。音は120Vの方がハリが出る気がする。(全く同じ環境で比べた訳ではない)

 

EQは時々使いますが、基本的にはオフにしています。ほんの少し、薄い幕がかかったように感じるので。もしかしたら僕のAMEKが調子悪いのかもしれません。他にもこんな症状の方いたら教えてください。

 

ちなみに以前紹介したKemperも、AMEKを通して使っています。

Kemper→AMEK 9098EQ(LINE)→Apogee Rosetta200→RME Fireface UFX

こんな接続です。

 

Kemperでライン録りをする時はマイクプリを通すことがおすすめです。

 

 

まとめ

も1台欲しいなと思っているお気に入りのマイクプリです。EQはほとんど使わないので、ステレオの9098DMAにすれば良かったかなとも思っています。

 

いろいろな商業スタジオにも置いてあることの多い名機、こういった有名どころを持っているとそれだけで仕事をもらえることもあります。(笑)

 

おすすめしたいのですが生産終了で、なかなか中古品も出てきません。ヤフオクなどで良い状態のものが見つかるといいのですが。。

 

しかしNEVEなどのビンテージものよりは手の届きやすい価格で出回るようです。実際僕も10万以下で購入しました。

コストパフォーマンス重視で考えてみると、無理にNEVEを買うよりも良いかもしれませんね。

 

ちなみに最初のマイクプリや、コストパフォーマンスで選ぶならFocusriteのISA ONEを強くおすすめします。

ちゃんとしたA/Dコンバーターを通した音は十分に使える音です。初心者向けインターフェースに繋いでもレンジががばっと広がるのは感じ取れるはずです。

あの価格帯では敵なしなんじゃないだろうか。。

 

ISAについてはまた別の記事で紹介しようと思います。

 

 

 

 

 

【機材レビュー】Kemper Profiling Amplifier【使い方解説】

Kemper Profiling Amplifier

僕が最も愛用している機材かもしれません。


Kemper Profiler HEAD / BLK【プロファイリングアンプ】

 

まず第一に、音が素晴らしいです。僕の所有しているモデルはヘッド型のパワーアンプなしverですが、ヘッドアンプのリターンに繋ぐだけで十分です。(もちろん選ぶモデルや相性もあるので一概にはいえませんが。)

 

レコーディングにも十分に通用するレベルだと思います。ライン録りで良いこと、録り直しの際にも再現性が高いことを考えれば、むしろレコーディングに向いた機材かもしれません。

しかしながらレビューを検索してみると、「試奏してみたが、いまいち」といった意見が。

 

おそらくキャビネットシミュレーターをいれたままキャビネットで鳴らしたのでしょう。そういった誤解を解くためにも、この機材の仕組みと使い方を簡単にまとめてみます。

 

Kemperのプロファイリングとは

Kemperは1つのファイル(リグと呼ぶ)の中にいくつかの情報を持っています。

 

・アンプ

・キャビネット+マイク

・(マイクプリアンプ)

 

基本的にはこれらがひとまとめになって1つのリグとなります。

このプロファイリングしたデータに、さらにKemper内部で細かい調整やエフェクトを加えることが可能です。

 

エディット方法 AMPLIFIER

まずはアンプのセクションから。AMPLIFERボタンを長押しすることでそのアンプの挙動の方向性を調整できます。

エディットモードに入るとこの4つのパラメーターが既に設定されていると思います。それがプロファイルされたアンプのキャラクターなので、基準に考えると失敗しにくいかと思います。

 

・Definition

Definitionは歪み方です。とても簡単に表現すると、左側に回すとビンテージ系、右に回すとモダン系になります。

 

・Power Sagging

Power Saggingは真空管のキャラクター。歪みやすさ、パワー感といった言葉になるでしょうか。このパラメーターが50パーセントを超えると現実の真空管を超えたものになるようです。

 

・Pick

Pickのパラメーターは、ピッキング時のアタック感を調整できます。深い歪みの低音リフなどの場合、このパラメーターを上げるととても気持ちよく弾けます。

 

Compressor

Compressorは、そのままコンプです。が、このセクションでのコンプは一般的なものとは違い、どちらかというとクリーンブースターに近い役割です。

主にクリーンの時の音に影響します。これは言葉で表すのが難しい。。

 

 

エディット方法 EQ 

そのまま、イコライザーです。

ポイントとしては、プロファイルした時点の音色がフラットとして登録されるので、例えば元のアンプのBassがフル10だったとしても、Kemperでさらに増やしたりすることができます。

 

EQはエディット画面に入らなくても常に表示されているので、ここでは割愛します。

 

 

エディット方法 CABINET

キャビネット+マイク(通していれば+マイクプリ)の特性をプロファイリングしてあるセクションです。

ここでキャビネットのみ入れ替えることも可能です。コンボアンプのキャビネットを変更したり、現実にはできないような組み合わせもあるので面白いです。

 

実際のキャビネットに繋いで音を出すときには、このセクションをオフにするのが基本です。

そうしないとギター→アンプ→キャビネット→マイク→キャビネット、という形になってしまいます。

 

また最近のアップデートで、ダイレクトプロファイリングというものができるようになりました。

これはキャビネットやマイクを通さず、ヘッドアンプのみをプロファイリングする機能で、ライブなど実際のキャビネットに繋ぐ場合は従来のリグよりも1段上のサウンドになります。

バンドマンにもおすすめする1番の理由です。

 

 

具体的にこのセクションのパラメーターをみていきます。

 

・High Shift

・Low Shift

このふたつを使って大まかなキャラクターを作ることができます。

 

・Character

キャラクターは、Kemperさんの表現を借りると存在感のつまみになるようです。

しかしどちらに回してもあまり良い効果が出ません(笑)

個人的にはほとんどいじらないところですね。

 

・Volume

ボリュームです。そのままです。

 

ここまでがプロファイリングした音色の基本的な部分になります。

 

 

エフェクト

上記で解説したセクションの前後に、エフェクトを挟むことができます。

前部分がSTOMPS、後部分がEFFECTS。

アンプの前にコンパクトエフェクターを刺すか、アンプのセンドリターンを使ってエフェクトをかけるか、といったイメージでいいかと思います。

 

このエフェクトの質が良いです。嬉しい誤算でした。

どうしても、というこだわりがなければ、ライブもこの1台で十二分にこなせます。

 

逆にどうしてもこのコンパクトを使わないと!というのであれば、それを含めてプロファイリングすることもできますし、Kemperのセンドリターンでかけるという方法もあります。

 

レコーディングで使う場合は、僕は基本的にオフにしています。DAWで編集したほうが良い結果になりやすいので。

 

 

まとめ

 恐ろしい機材です。金銭的に問題がないなら、全ギタリスト、ベーシストにおすすめできます。(ベーシストは必要ない場合もありそうですが)

ライブでもレコーディングでも家での練習にも使えるので、コストパフォーマンスは高いと言えるのではないでしょうか。

 

また、シミュレーターのように倍音が偽物っぽくないのもポイントです。シミュレーターで練習して妙な癖がついてしまった生徒さんもいたので、良い音で練習するというのは大切だと思います。(アンプがならせればベストなのですが。)

 

 パワーアンプが必要かどうかは、ライブなど外で使うことがあるか次第だと思いますが、個人的には必要ないかなと感じています。

JC120のリターンで十分な音が出ますし、持ち運ぶには軽量であることもメリットになるからです。